今回はプーケット本島の南、アンダマン海に浮かぶラチャ島のラグジュアリーリゾートホテル、”The Racha"をご紹介。
ロケーション
”The Racha"はプーケット本島から南へスピードボートで30分ほどの距離にあるラチャ島の高級リゾートホテル。
ラチャ島は、ラチャ・ヤイとラチャ・ノイの2つの島からなり、”The Racha"ホテルは北のラチャ・ヤイ島のパトックビーチにある。
まずプーケット空港もしくは滞在先のホテルから、The Rachaホテルの車で、ボートの出るチャロン湾へ移動。
空港からだと1時間ちょっと。
チャロン湾にはホテル専用の待合ロビーがあって、ドリンク&おやつを頂きながら出発まで待つことができる。
チャロン湾のボート乗り場は、各方面へのツアー客で混雑していて、暑い炎天下で待っている人も多かったので、これは嬉しいサービス。
ボートもホテル客専用ボート。ライフジャケットを着用し乗り込む。
この時間は私たちの他はあと一組のカップルだけだった。
このときはそれほどでもなかったが、スピードボートは想像以上に揺れる。
何度か離島ツアーに参加したことがあるけれど、毎回かなり激しく、海面を弾むような感じで行くことも多い。
時々悲鳴があがったり、船酔い者が続出するような感じ。
なので私は毎回、酔い止め薬を飲むようにしている。
もともと乗り物酔いしやすい方なので、どこに行くのも「センパア」(これが一番きく!と私は思っている)は必携だ。
30分ほど行くと、ラチャヤイ島のパトックベイが見えてくる。
ボート降り場から下をのぞくと、魚がたくさんいるのが見えてテンション大盛り上がり。
ホテルは、絵にかいたような真っ青な海と、本当に真っ白な砂浜が美しいパトックビーチに面し、自然の中で、心も体も解放される思いを体験できる。
お部屋タイプ
ホテルの部屋は全てヴィラタイプで、合計85個のヴィラからなる小さな村のよう。
デラックスやスイート、プール付、5階建ての”The Lighthouse”まで全8種類。
今回私たちが泊まったお部屋は”Deluxe Villa"のタイプ。
43㎡+テラス。
清潔でモダンな白を基調としたベッドルームにバスタブ、シャワールーム。
テラスにはソファタイプのデイベッドとテーブル&チェア。
テラスの反対側にはアウトドアシャワーが付いている。
2人でくつろぐに十分な広さで快適。
朝食&レストラン
朝食会場は、メインビルディングにある”Earth Cafe"と呼ばれる、パトックベイを前にした絶景のオープンレストラン。
一通りのインターナショナルブッフェスタイル。
パンやスイーツはホームメイド、卵料理はオーダー制、ジュースはフレッシュジュース。
ビーチフロントのサンセットビーチレストランでは、タイ料理や島のフィッシャーマンからダイレクトで仕入れるシーフードのバーベキューなんかが頂ける。
シグニチャーレストランの”Fire Grill"では、薪窯で焼いたピザやグリル料理、地中海料理が味わえる。
プールサイドレストラン&バーの”Club Del Mar"では、スナックメニューとドリンクが朝からサンセット時くらいまで利用できる。
ビーチ
ホテル目の前のパトックビーチには、1月のハイシーズンということもあってか、宿泊客以外にもたくさんの観光客が訪れる。
澄んだエメラルドグリーンとブルーの海、真っ白なパウダーサンドの砂浜を求めて、観光客を乗せたボートが到着する。
沖合にもダイビングやシュノーケリング客を乗せたボートが停泊している。
パトックビーチでもたくさんの魚が泳いでいるのが見える。
ビーチ一番端の左側が魚がたくさんいるよと聞いて、そちらでシュノーケリングをしたのだが、本当にたくさんの種類の魚が泳ぐのが見えて、あまりに楽しすぎたため、時間を忘れて没頭してしまった。
そして見事に背中は真っ赤な日焼け。
島を訪れている大半の人々が、日帰りツアーのお客さんなので、ツアーが到着するまでの朝と、ツアーが引き揚げた後の夕方は、人もまばらで、こんなにも美しいビーチをプライベート感覚で利用できる。
パトックビーチの端にはホテル以外の小さなレストランもあり、そちらから眺めるビーチ前景も素敵。
ホテルがあるこのパトックビーチとは反対側のSiam Beachにも、歩いて行くことができる。
そちらは人の姿もほとんどなく、ほんとに貸し切り状態。
小島のビーチの魅力ってこういうことなんだなーとしみじみ思える、自然が美しい静かなビーチ。
その他島の住人
自然あふれる島だから。。。
タイの美しいビーチと言えば、ピピ島マヤベイが有名だけど、そちらはやはりそれなりに混んでいて、なかなかビーチでゆっくりはできなかった思い出がある。
それとは対照的に、同じスーパーパウダーサンドビーチで、しかもこんなにゆっくり過ごせて、プーケット本島からも程良く近いので、とてもおすすめです。
できれば日帰りツアーではなく、こんなに素晴らしいリゾートがあるので、一泊でもしてみて、静かな島のビーチを味わってみてほしい。