フーフィーのプーケットとイタリアと犬

プーケット情報中心でしたが、犬とイタリアへ移住したためイタリア情報へ移行気味

旧姓併記のパスポートの場合、航空券の名前はどうなの問題。

3連休を利用しての初めての香港旅行に出発当日、犬を関空ペットホテルに泣く泣く(犬も私も)預け、空港ターミナルへ向かいました。

 

前回のペットホテル記事はこちら。 


 

 

 

今回は初めてLCCを利用しての旅。

ピーチ航空で関空ー香港間の往復です。

 

ピーチは関空のターミナル2から出発とのこと。

そもそも関空にターミナル2なるものがある事を、今まで知りませんでした。。

関空のホームページで調べてみると、ターミナル2はターミナル1とは結構離れていて、ターミナル1向かいのエアロプラザからシャトルバスに乗って向かうとのこと。

所要10分。

 

この旅行の直前に、空港ラウンジが利用できるプライオリティパスを取得したのですが、関空でプライオリティパスを利用できる施設はターミナル1に2つのみ

大韓航空のラウンジ利用と、お好み焼き店”ぼてじゅう”での3千円程度の飲食。

どちらもチェックイン後に受けることができるサービスです。

 

プライオリティパスを最短で取得する方法はこちら。


 

 

ピーチのチェックインは出発時刻の2時間前からの開始なので、時間的にもチェックイン後にいったんターミナル1へ戻って施設を利用し、その後またまたターミナル2に行って搭乗する。というのは、慌ただしいだけで現実的でないため、残念ながら利用は諦めました。

 

ということで、犬を預けた後はいつものターミナル1ではなく、反対側のエアロプラザに移動します。

エアロプラザの中に入ると、ターミナル2行きシャトルバスの案内が出ているので、それに従ってエスカレーターで1階へ降り、乗り場へ。

5分ほど待つとシャトルバスが到着し、乗りこんですぐに出発。

ターミナル2までは、結構距離があります。歩きではちょっと無理そう。

 

新しそうだけれど、少し寂しい感じのするターミナル2に着き、国際線カウンター内にあるピーチの自動チェックイン機に行きました。

出発時刻は11時55分なので、早めにチェックインを済ませて、出発前に空港内で軽くお昼ごはんを食べようと計画していました。

出発の2時間と少し前で、チェックイン機の前には十数人の列。

チェックイン機は6台くらいあるので、あまり待たずに済ませられそうです。

 

ちょうど2時間前の9時55分に係の方の誘導でチェックイン開始。

とんとんと順番が回ってきて、私たちもすぐに機械の前に。

 

先日の記事に書きましたが、私のパスポートは新姓の横に()書きで旧姓の記載がある、旧姓併記のパスポートです。

しかし都合から旧姓で予約を入れており(ピーチには電話でOKの確認済み)、パスポートのICチップには新姓のみの情報が入っているという状況。

事前のピーチとの電話のやりとりで、チェックイン機ではエラーが出るだろうと言われていたので、覚悟の上で試しにトライ。

事前のピーチとの詳しいいきさつはこちら記事をご覧ください。 


 主人のパスポート情報はすんなり通りましたが、やはり私のパスポートはエラーが出ました。

ですので有人カウンターに移動します。ここまでは想定通りでした。

そしてカウンターで、事前の電話でのやりとりを説明し、分かりました!という事で、発券手続きをしてもらいます。

が、ここで、カウンタースタッフの方が、他のスタッフの方に確認か何かの連絡をされ、そのやりとりで、ちょっと会社に確認することになったので少々お待ち下さいと言われました。

 

この段階では、私たちも、きっと電話でのやりとりはこちらには届いてなかったのだろうな、確認してもらえればすぐに分かるだろうから大丈夫、と、カウンターの前で返事を待ちます。

10分ほど経過したところで、カウンタースタッフの方も、さすがにちょっと長いなと思われたのか、もう一度もう一人のスタッフのところへ確認に行かれます。

 

その後、少し困り顔で、ちょっと時間がかかりそうなのでカウンターサイドでお待ち下さい。とのこと。

なんだろうなあ、と思いながらも待っていました。

その間、カウンタースタッフの方は他のお客様のチェックイン業務をこなします。

 

そしてそのまま30分がたち、、、ついに主人がイラつき出します。

仕方がないので、主人だけ昼ごはんを食べに行き、わたしはカウンターの横で立ち尽くし。。

結局なんの案内もないまま、トータル1時間立たされた(待たされた)私は、カウンタースタッフに詰め寄りました。

一体どういう状況で何を待っているのか、と。

1時間も待たせるのなら、ここに立ちっぱなしではなく、状況が分かり次第電話連絡をくれるなどして他に対応のしようはないのか、と。

まず状況を説明してくれ!と。

カウンタースタッフの方を責めるのは申し訳ないけれど、せめて一体何待ちで、どれくらいかかるのか知らせるべきだと思ったのです。

 

それでようやくもう一人の、会社と連絡をとる係の方が出てきて、「香港サイドに、旧姓併記のパスポートで、航空券名が旧姓のみでOKなのか確認をとっているのですが、折り返しの連絡がなく、それを待っている状況ですが、チェックイン締め切り時間が後5分ですので、5分以内に香港から連絡がなければ、確認を待たずにこちらで判断したいと思います。」と。

「はあ!!?? そんなことならここに私を待たせずに、連絡来次第ケータイでよんでくれるなり、これだけ待つくらいならとっとと新姓で発券して通してくれるなり、他に方法はあったでしょうが!!」という心の叫びを、もう少し柔らかく、でも不愉快ですという事を伝えました。

結局、申し訳ございませんでした、というお詫びと、確認が取れませんでしたので新姓で発券します、ということで、とっても無駄な1時間をカウンターで過ごしたのです!

 

もともとは私も、パスポートのICチップ情報に揃えて新姓で航空券を予約していれば、こういう事にはならなかった訳ですが、パスポート変更後に私からピーチへ確認のために電話をした段階で、香港サイドに確認をとってから返事をするか、旧姓併記のパスポートの場合も新姓のみで予約をうけるか、しっかりとした判断をしていて欲しかったところです。

もしくはカウンターで、香港に確認をとってから発券をしたいので、時間がかかるが旧姓で発券を希望するのか、新姓で発券をしてすぐに済ませるのか、こちらの希望を聞いてくれてもよかったのではと。。

 

とまあ、こういう流れがあって、旅の出鼻をくじかれたような、少し不快な思いで出発することになりました。

 

セキュリティチェックを抜けた後、すぐに搭乗の時間になったので、搭乗口手前のデイリースカイという売店で、水とおやつを買って、飛行機に乗り込みました。

 

搭乗口でパスポートと搭乗券のチェックを受けた際、そこのスタッフの方から、先程は大変失礼いたしましたと謝罪を受けました。

わたしはもともとポジティブなほうで、あまり嫌な事を引きずるタイプではないので、その時にはもう香港に向かう楽しみ半分、飛行機恐怖症のための緊張半分で、怒りはすっかり収まっていましたが、ピーチの方からは、すぐに状況の報告連絡をさせて頂きますとのことでした。

 

次回の旅への反省と、同じ境遇の方のために、、

旧姓併記のパスポートであっても、航空券の予約はICチップ情報に揃えて 新姓のみで予約するのが無難!

です。

 

 

この香港旅行の記事一覧&もくじはこちら。