イタリア旅行?(帰省)出発当日の続きです。
前回のブログ記事はこちら☆
久しぶりの一人フライト、なんとか緊張せずに、飛行機恐怖症をうまく抑え込んでやり過ごしたいと思い、出発前の羽田空港ではできるだけリラックスするように心がけました。
普段はフライト中は絶えず恐怖のため、全身ガチガチで椅子にへばりついたようになっている私です。
機内食は喉を通らず、映画を見たり、お酒を飲んだりで気を紛らわそうとしても、ちょっと揺れると顔面蒼白になります。
なので今回は、1人でどうにかしのぐために、できる限りの対策をしてきました。
今回の大きな安心材料のひとつ、心療内科を受診して頂いた安定剤を、搭乗前に服用しました。
そして長時間フライトのうち、ほんの少しでも寝れないものかと期待して、睡眠不足気味で挑んでいます。
機内のブランケットだけではいつも寒いので、夏にも関わらずヒートテックに薄手のニット、ジャケット、ストールという厚着で乗り込みました。
私の席は3人がけの奥、窓際です。
12時間のフライトなので、途中トイレに立つには不便ですが、壁に寄り掛かれるのは大きいメリットです。
ざっと見渡した感じでは、空席が無いほど混んでいました。
席について、シートベルトをしっかり締め、ブランケットと自前のストールでグルグル巻きになり、今回デビューのとっておきアイテム、”ノイズキャンセリング機能付きイヤホン”の登場です。
これを買った詳しい経緯などはこちらの記事です☆
早速ノイズキャンセリング機能をONにすると、ツーンと静けさが訪れます。
そして安定剤が効き始めたのか、なんとなく眠たいようなぼんやりした感覚に。
また、うどんを食べたところなので、体も温まって、「これはイケる!機内で久しぶりに眠れるかも!」と期待が高まります☆
そこからあまり記憶がありません。。。
1回目の機内食サービス時に声をかけて頂いたのは覚えているのですが、せっかくのまどろみを覚ましたくなかったので、お断りしました。
そしてまたうとうとし、出発してから1~2時間たったかもしれないな。。と思い時間を確認すると、もう4時間経過していました。
いつもは5分、10分がなかなか進まず、6時間くらいのフライトが永遠に感じます。
それがあっという間に4時間経過していたので、「この薬の効き目に違いない!このチャンスを逃してはいけない!」と、あわててもう1錠追加の薬を服用しました。
そしてまた記憶がなくなり。。
気付いた時にはなんとまたもう4時間が経過していて、嬉しくってたまりません。
うきうきで一度お手洗いに立ち、残り4時間のフライト、今のところ恐怖や不安もないので、映画を1.2本見ればもうフランクフルト!
席に着いて、念のためにもう1錠服用し、さて何の映画を見ようかな。。と物色していたのもつかの間、またまた記憶を失いました。
2回目の機内食もぼんやりしながらお断りし、ふと窓のスライドを上げて外を見てみると。。!!
ドイツの街が見えているー!!
あっという間にぐんぐん陸地が近付いて、かわいい家並みが見えてきました。
クリスマスマーケットでよく売られている、置物の家みたい。
ドイツにはずいぶん前に、ハイデルベルクやローテンブルクへ行ったのですが、そういう有名観光地でなくても、こんな街並みなんですね。
そうこうしている内に、無事着陸☆
本当に久しぶりに機内で眠る事ができて、恐怖のストレスをほとんど感じることもなく、嬉しくてたまりません!
気持ち的には少しウトウトしていただけのようですが、12時間が経っているのだから、きっと熟睡していたんでしょう。。
CAさんに事前に飛行機恐怖症です、と言っておきながら、もしかしたら大口開けて爆睡していたかも。。と思うと、自分ながら笑っちゃいますね。。
この後、降りる準備をしていると、何だか急病人発生とやらで、CAさん達が慌ただしく行き来されていて、その方の搬送などで、30分ほど全員座席待機となりました。
次のイタリア行きの便まで2時間半くらいあるので、空港でゆっくりしようと思います。
次は1時間くらいのフライトなので、きっとあっという間!
俄然元気が出てきました。
今乗ってきたルフトハンザの機体。
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