プーケットの大好きなビーチのひとつ、Leam Sing ビーチ。
以前も記事にしたことがありますが、先日訪れた際、当時より変更点がいろいろあったので、2020年版として更新します☆
ロケーション
Leam Sing ビーチはプーケット西海岸、カマラビーチとスリンビーチの間にある小さなビーチです。
カマラ・スリン両ビーチからはそれぞれ車で5分ほど、観光客が一番集まるパトンビーチからは15分~20分くらいです。
パトンビーチからカマラビーチエリアを過ぎて道なりに(ほぼ1本道です)行くと、Leam Sing ビューポイントという展望台が左手に見えてきます。
そこからは、緑に囲まれた美しいビーチを一望できます。
以前(2017年より以前)は、この崖の上からビーチへ下る道があって、10年以上前は隠れビーチとして欧米人を中心に人気がありました。
ビーチにはチェア&パラソルのサービスはもちろん、ピザ窯を構えるタイ&イタリアンレストランもでき、混雑した大きなビーチを避ける旅慣れたヨーロッパ人たちが、この小さな美しいビーチを楽しんでいました。
近年人気が高まって、年々混雑しだした印象でしたが、2017年に突如、ビーチへ降りる道が閉鎖されてしまいました。
当時の看板には、その道が通っている土地の所有者が、私有地の通行を不可にしたためと書かれていました。
以前書いた記事はこちら。↓数年前のLeam Sing ビーチの姿はこんな感じでした。
その後、Leam Sing ビーチへは行っていなかったのですが、どうやら陸路は無理でも海路で行けるらしいという情報を聞いて、早速行ってみることにしました。
アクセス方法
と言う事で、陸路では現在行く事ができないため、隣のスリンビーチからロングテイルボートで、Leam Sing ビーチを目指すことにしました。
スリンビーチの駐車場にバイクをとめ、ビーチへ向かって歩いて行くと、チェアのサービスはいらないかとビーチボーイに声をかけられたので、「リムシンビーチに行きたいの!」と答えると、彼がボートを出してるよ!と案内してくれました。
ビーチにロングテイルボートの案内も出ていました。
値段は往復一人300バーツとのこと。
そこまで高くないかなということと、どのボートも同じ値段ということ、年末年始のハイシーズンなので、値切らなくてもいいかなと思い、了承しました。
乗り込む前に、Leam Singビーチに売店やトイレはあるかな?と聞くと、レストランが1軒あるから大丈夫とのことで、お昼前でしたが何も食べずにそのまま向かうことにしました。
ちょうど同じタイミングでもうひと組お客さんが来たので、一緒に乗り込んでLeam Sing ビーチへ向かいます。
背後に見えるのはスリンビーチ。
所要時間5分ほど。近いのであっという間です。
ロングテイルボート、何度も乗っていますが、やはり趣があってなかなか楽しいですね。
もうちょっとぐるっと乗っていたいくらいです。
スリンビーチを後にしたかと思うとすぐに、リムシンビーチが見えてきます。
到着。
乗り降りはお兄さんが手伝ってくれます。(結局濡れるけど)
往復でお願いした場合は、帰りの希望時間を伝えると、お迎えに来てくれます。
このお兄さんは、ちゃんと片道分の半額だけ頂いて、残りは帰りにもらうよと言ってくれました。
帰りの時間が未定で決まらない場合は、行きのボートとは違うボートで、帰りたい時間にリムシンビーチから帰りの片道だけをお願いして利用することもできます。
ビーチにこんな感じの受付?があるので、ここでお願いします。
ちゃんと片道一人150Bと書かれた明瞭会計で安心です。(ボケて見えないけど)
ビーチの特徴
ロングテイルボートは、岩の少ないビーチの北側辺りに着きます。
北側半分ほどは広々としたパウダーサンドのビーチですが、ビーチ自体に陰がなく、遊んだり、泳いだり、焼いたりするにはこのエリアが最適です。
反対の南側は岩場が多く、ビーチの背後に背の高い木々が多いので、その辺りにビーチタオルを広げる人が多いです。
海側から見るとこんな感じ。人も少なく自然のままのビーチです。
ピークシーズンである1月3日でこのくらいの人々。
南側は水中も岩がごろごろしています。
なのでシュノーケリングにぴったり。
たくさん泳ぐ姿が見えます。
正面顔がかわいい☆
こんな透明っぽいのも。
鳥(サギかな)が水面を凝視して狙っているのは・・
小魚の大群でした。
ビーチの施設
チェア&パラソル
以前あったビーチチェア&パラソルのサービスは、現在(2020年1月)はなくなっていました。
なのでビーチタオルや敷物を持参します。
先ほど紹介したように、南側の方がタオルを広げる木陰が多いです。
北側は、木々の下はワイルドなデコボコ地面で、ビーチはほぼ日向です。
レストラン&売店
ビーチの北側から少し上がった崖道の上に、レストランが1軒あります。
ちょっと危険な道を通ります。
気をつけて通ります。
こちらからはビーチが一望できます。
レストランはこの道沿いにありました。
素敵な景色を楽しみながら食事ができます。
私たちがオーダーしたもの。
イエローカレー。
どこでもとりあえずオーダーしてしまうチキンサテ。ビールとこれで幸せ。
ココナッツミルクのチキンスープとライス。
とてもおいしく頂きました。
値段もリーズナブルで良心的です。
トイレ&シャワー
ビーチにトイレはありませんが、このレストランの奥にトイレがあるので、そこをお借りします。
シャワーはどこにもありません。
まとめ
以前は年々訪れる旅行者が増え、それに伴い透明度も下がったと言われていたので、陸路がなくなったことで人がぐんと減り、自然の力で以前の美しいビーチにもどってきつつあるようです。
活気があったころのLeam Sing ビーチが懐かしいですが、ビーチにとって、一休み的な時間があった方がいいのかな。
プーケットには旅行者が押し寄せる有名ビーチ以外に、こんな素朴で美しいビーチがたくさんあります。
混雑したパトンビーチだけを見て帰ってしまうのはもったいない!!
ぜひともいろいろなビーチ巡りをしてみてほしいです!
帰りもイケメンお兄さんのボートで帰りました。