フーフィーのプーケットとイタリアと犬

プーケット情報中心でしたが、犬とイタリアへ移住したためイタリア情報へ移行気味

関空ペットホテル”プロムナード”を初利用してみた!

今回は、月・火・水の3連休を取得しての初香港旅行です。

バカンスは決まってプーケット、その他海外はヨーロッパが中心の私たち夫婦は、夏と冬に1週間から10日程の休暇をとって旅行に行くのが定番です。

 

うちにはかわいいかわいいミニチュアシュナウザーのワンコが1匹います。

いつも海外に出かけるときは、私の両親に預けています。

私たちは大阪在住、両親は以前は京都に住んでいたので、前日に預けて帰ってきたら引き取りに行く、というのも容易でした。

しかし5年ほど前に両親が私の姉家族の近く(関東)に引っ越してしまったため、それからは海外旅行に行くにはまず、新幹線に乗って関東へ行き、犬を両親に預け、羽田発着で旅行に行き、犬を連れてまた新幹線で関西に帰る、という何とも非経済的な移動をしていました。

もともとうちのワンコは私たち夫婦以外の人間は苦手で、ちっとも人懐っこくありません。

私たちには甘えたちゃんのかわいいワンコですが、他人が近付くと嫌がり、触られるのもとても嫌そうにします。。

そんなわけで、ペットホテルに預けても、きっと孤独なストレスに耐えるのだろうなという思いから、両親に預けていました。

両親と姉家族も犬を飼っていて、人嫌いなうちの犬も構わず触りたくり、嫌がる隙も与えずくっつきまくる家族です。

なので、賑やかにもまれている方が幸せだろうという思いから、毎回夫婦2人と1犬で新幹線の往復移動をしていました。

しかし今回はたったの3日しかありません。

さすがに関東まではるばる連れていく訳にもいかず、良さげなペットホテルを探すことにしました。

 

 

関空ペットホテルを選んだ理由

今回ペットホテルの利用は初めてで、犬もそういう場所に慣れていない事もあって、ケージのような狭いところにずっといるような場所はやめておこうと思い、自由に動き回れるスペースがあるホテルを探しました。

市内の自宅近隣ではなかなか見つけられず、偶然甲陽園の方へ食事に行った際に、1頭ずつとても広々としたスペースで預かってくれるペットホテルを見つけ、見学させてもらいました。

清潔で、スタッフの方も親切、料金も小型犬だと1泊3千円台と理想的でしたが、やはり少し遠い。。

出発日に朝から連れて行き、帰りは早朝に関空に着いて、仕事までの間に迎えに行く、というのはあまり現実的でないため諦めました。

関空にペットホテルがあるというのは、なんとなく知っていましたが、勝手な思い込みで、空港の小さな施設内で、小さなケージに入れておかれるのだろうと考えていました。

しかし実際調べてみると、

①小型犬用部屋でも畳1畳サイズで冷暖房完備。

②屋根付きドッグランあり。

③1日3回のお散歩!

④24時間スタッフ常駐。

⑤いつものごはんやベッドの持ちこみOK!

と、素晴らしい!

 

しかも空港直結で24時間受け付け対応

出発直前に預けて、到着後すぐにお迎えできるというのもとっても魅力です。

 

お値段

そして気になるお値段ですが・・

小型犬1泊5,500円。高い!!

 

なかなかの高額です。

今回は3泊だけですが、それでも16,500円。

私たちの旅行は今回LCC利用。。

連れて行った方が安いんちゃうん。。みたいな感覚です。

 

それでも、空港内なのでホテルまでわざわざ連れて行く手間や交通費は省けますし、1日に3回もお散歩に連れ出してくれるところはそうそうありません。

 

また、HPに掲載されていましたが、関空の便利カード”KIX-ITM”カード提示で5%の割引が受けられるようです。

このカードは関空のHPに事前登録すると、空港カウンターで即時受け取りできるようなので、作ることにしました。

クレジットなどの機能はなく、関空内の施設で優待を受けたり、ポイントをためたりできるカードです。

車で関空に来る場合は、駐車場割引もあるお得なカードです。

 

出発当日 

朝8時前に自宅を出発しました。

2人でスーツケースひとつと、それぞれ機内へ持ちこむ手荷物バッグ、ワンコのお泊りセット(ベッド・ご飯・おやつ・各種ワクチン証明書)、ワンコ(スリング状のバッグにINです)を持ってタクシーで難波駅へ。

難波から関空までは南海ラピートで30~40分。

ちなみに犬は手回り品料金で280円。

9時過ぎに関空に着きました。

 

南海の関西空港駅のホームは1F、改札階はその上で、空港ターミナルとは改札階で連絡されています。

改札を出てひとまず、主人と犬を待たせて私は空港ターミナルに入ったところにあるKIX-ITMカードカウンターへカードの受け取りに行きました。

予約番号と身分証明書を提示し、簡単な説明を受けてすぐにカードを手にできました。

主人と犬のところへ戻って、所要5分くらいで済んだので、ペットホテル5%割引のためにわざわざ作る価値はあったかなというところ。

 

関空ペットホテル・プロムナードの受け付けは、南海やJRの鉄道駅と同じ建物の北側にあるP2駐車場内にあります。

駅の改札階は、駐車場側では3階の表示です。

改札を出てすぐに、”ペットホテル受付はこちら”の大きなオレンジ色の看板が出ているので、迷うことはありません。

そのまま駐車場内に入ると、受付カウンターのある小さな事務所が見えます。

ここは受け渡しのみの受付で、実際の宿泊施設はこの下の階にあるようです。

予定より少し早かったため、受付は無人だったので電話をすると、すぐにスタッフの方が2名、お迎えに来てくださいました。

 

とても優しそうで物腰の柔らかい女性スタッフの方2名で、安心できました。

連絡事項をお伝えし、持ち物のチェックをして、書類に必要事項を記入、お支払いを済ませます。

 

後ろ髪をひかれながらも、「えいやっ!」と犬をスタッフの方に預けます。

スタッフの方々は笑顔で行ってらっしゃいと言ってくださり、うちの犬は半べそをかきながらお別れしました。

「3日だけだから!すぐお迎えに来るからね!がんばってね!」と言いながら、超親バカの私も泣きそうになりながら、空港ターミナルへ向かいました。

 

お迎え日

私たちは早朝5時すぎに空港に到着し、念のためペットホテルに到着の電話をしてから、早速預けた場所と同じP2駐車場の受付に向かいます。

人懐っこい犬ではなく、他人にほとんどなつかないため、寂しい思いをさせたかな、慣れない環境で怯えてたかな、などと心配しながら受付近くに行くと、遠目で、事務所のデスクに向かうスタッフの方と、そのヒザの上にちょこんと乗るうちのコが見えました!

「おお!なついてる!甘えてる!!」

感動です。

きっと近付いても嫌がるようなうちのコにも、気長に優しく接してくださってたのだと思うと、こちらにお願いしてよかった!としみじみ思いました。

 

でも私たちに気付いたとたん、その甘えてたお姉さんのことを蹴飛ばして、私たちの方へピーピー泣きながらしっぽプリプリで飛んできました。

私たちはしきりにスタッフのお姉さんに御礼を言い、ワンコはそちらに見向きもせず、帰途に着きました。

 

まとめ

自宅の近くにいい場所が見つからない場合は、一緒に空港まで行き、一緒に帰ってこれるので、便利だと思います。

またうちの犬のように、日頃から家の中を自由に独占し、ケージでお留守番などに慣れていないコには、こちらのように、ある程度動けるスペースがあると安心できます。

また、運動量の多いワンコにも、1日3回のお散歩で、ストレスをためることなく過ごせるのでおすすめです。

 

わたしたちにとっては初めてのペットホテル利用でしたが、とても安心してお願いできる環境でした。

リピーター割引や、長期割引などもあるようなので、今後も利用をする機会があると思います。

 

ちなみに、犬を連れていくためのバッグや、道中のお水入り水筒、ウェットティッシュなどの犬用品は、一緒に預かって頂けました☆ 

 

 

関空ペットホテル「プロムナード」の詳しい情報はこちらHPからご覧ください。