フーフィーのプーケットとイタリアと犬

プーケット情報中心でしたが、犬とイタリアへ移住したためイタリア情報へ移行気味

【犬連れ海外引越】機内持ち込みで犬と海外へ!

イタリアへ引っ越すことが決まってから、一番不安だったのはペットの犬を連れて行くことでした。

家族の一員、私にとっては子供同然の犬、日本に置いていくという選択肢はありませんでしたが、長時間の飛行機動物検疫のことを考えると、出発までずっと不安な日々を過ごしました。

 

実際無事にたどり着いてみると、意外とスムーズに事が運び、そこまで不安に思う程では無かったなと感じていますが、私と同様に準備段階で不安に思っている方の参考になればと思い、手続きなど実際に私が準備したことをまとめました。

ただ、行き先の国によってかなり手続きに違いがあるようですので、あくまでイタリアへ行くにはこんな感じだったという記事で、必ず行き先の大使館に詳細を確認してください☆

 

 

①在日本イタリア大使館・領事館に確認する。

まず犬連れ引っ越しを決めてから一番最初にしたことは、イタリア領事館・大使館への確認連絡です。

引っ越しを決めた当初は西日本在住で領事館管轄だったため、イタリア領事館のHPに記載されていたメールアドレスにコンタクトしました。

 

「ペットの犬を連れてイタリアへ移住する予定ですが、動物検疫の待機期間が発生しないよう万全に準備をしたいので、必要な手続きを日本語で教えて下さい。」

のような内容のメールをしました。

一番心配していたことは、書類の不備により入国時に検疫所で待機期間が発生してしまうことです。

入国日に私達の家まで犬と一緒に到着することが絶対の条件と考えていたので、万一犬だけが検疫でひっかかってしまい、最悪数週間検疫所に留まるようなことは悪夢です。

また、イタリアの農林水産省のような動物検疫に関する省のHPを案内されても理解できる語彙力がないので、日本語で説明してほしいと伝えました。

私の場合、主人はイタリア人なのでイタリア語のページでも大丈夫ですが、万一何かの間違いがあってはいけないと思い(もしくは主人を信用しきれないためかも)、私が責任を持って準備したいと思いました。

 

イタリア領事館からは翌日すぐに、とても丁寧な返信メールが届きました。

主な内容はこのような感じです。

・まずペットには有効な狂犬病予防接種とマイクロチップ装着、そしてそれぞれの証明が必要。なお狂犬病のワクチンは接種後21日以上経過している必要がある。

イタリアはノミ及びエキノコックスの駆除証明は必要ない。

EU用健康証明書及び輸出検査、また商業目的ではないことの宣言書の準備。

利用航空会社の条件の確認。

・書類に不備がない限り、イタリア入国の際にペットの動物検疫期間は必要ない

日本へ帰国の予定がある場合、別途必要手続きが発生し、日本への再入国に関することなので日本の動物検疫所に直接確認が必要。

 

そしてそれぞれの必要書類をダウンロードできるリンク先の案内や、輸出検査の連絡先なども添付されていました。

本当に丁寧な内容で返信頂き、何か今後不明点が出てきても信頼して聞くことができると安心しました。

 

この時は関空出発ミラノ着を前提に案内頂いていたのですが、その後私自身がイタリアへ引っ越す前に関東にいる家族の元へ一旦移動することになったので、念の為、羽田もしくは成田発ローマ着の場合も注意点などないかをイタリア大使館へ確認メールをしました。

この大使館からの返信は、「動物検疫に関してはイタリアの〇〇省のHPを確認してください」ととてもざっくりとしたものでした。

もし事前に領事館とのやりとりをしていなければ、とてもがっかりしたと思います。

 

②アリタリア航空に連絡する。

利用航空会社によってペット持ち込み規定がかなり異なります。

私は今まで国内でも犬を連れて飛行機で移動をしたことがありません。

というのも、うちの犬は飼い主から離れると不安になりやすく、自宅などではひとりでお留守番も平気なのですが、慣れない場所で私達から離れるとワンワン吠えてしまいます。

日本国内の航空会社はほぼ全て、ペットはキャビンへの持ち込みは禁止されており、専用室へ預けなくてはなりません。

なので今まで飛行機に乗せたことはありませんでした。

 

しかし今回よく調べてみると、欧米系の航空会社は小型犬に限って客室内に持ち込み可能なところが多く、なかでもアリタリア航空はペットを入れるバッグを含めて10kgまでOKと記載されていました。

私がアリタリア航空を選んだ理由は他にも、ただでさえヨーロッパまでは移動時間が10時間を超えるので、乗継便で行くとなるとかなりの負担になってしまうため、日本からイタリアまでは直行便で行こうと決めていたこと、そして乗り継ぎで他国を経由してしまうと、その乗り継ぎ国の動物検疫規定なども調べる必要が出てきてしまうからでした。

 

そんなわけでアリタリア航空の利用を決めたので、カスタマーサービスに電話をし、詳細なペット規定を確認、わかったことは次の通り。

・飛行機内にペットは何匹までと決まっているので、必ず事前にペット枠の予約をすること。

ペット自体は8kgまでキャリー(バッグ)と合わせて最大10kgまで

・キャリー(バッグ)の大きさは最大40×24×20cmまで。大きさの融通がきくようにソフトキャリー推奨

・日本からイタリアまでのペット料金は片道190ユーロ。これは当日チェックインカウンターで支払うこと。

座席の指定は不可。航空会社からの指定場所になる。

 

電話対応をしてくださったのは恐らくイタリア人スタッフの方ですが、流暢な日本語で丁寧に質問に答えてくださいました。

ただ、このカスタマーサービスにつながるまで10回くらい電話したと思います。

何度もガイダンスの途中で切れたり、延々ガイダンスから切り替わらなかったりと、うんざりしましたが、諦めずにかけ続けました。。。

 

③動物検疫所羽田空港支所へ連絡する。

私は結局チケットをアリタリア航空にて羽田発ローマ着ローマで一泊後翌日ローマ発ベローナ着でとることにしたので、羽田空港で動物検疫を行うため、動物検疫所HPに記載されていた電話番号に連絡しました。

当初予定していた出発日時の2ヶ月前くらいです。

出発予定日とイタリア領事館とのやりとりなどを口頭で伝え、その他書類のやりとりはメールでしましょうとのことでこちらのメールアドレスを伝えました。

その後送られてきたメールには、出発の際に必要な書類の詳細と、それを事前に確認するためメールに添付して送るようにとのことでした。

輸出検査申請書

マイクロチップ装着証明書

狂犬病ワクチン接種証明書(ロット番号、製造会社名、製品名の記載が必要)

EUが定める衛生証明書

 
輸出検査申請書は動物検疫所のHPよりダウンロードし、分かる範囲で記入しました。
マイクロチップ装着証明書は手元にあるマイクロチップ関係の書類を全部添付し、狂犬病ワクチン接種証明書はロット番号等の記載がなかったので改めてワクチンを接種した動物病院に記入したものを再発行してもらいました。
EUが定める衛生証明書は、現住所・イタリアでの住所・氏名・連絡先などをメールでベタ打ちすれば動物検疫所が代わって記載したものを用意してくれるとのことでした。
またイタリア領事館より指定のあった、ペットの商業目的ではない宣誓書も、動物検疫所で合わせて用意してもらえました。
あとは出発当日に羽田空港で行う(もしくは前日でも可)輸出検査の予約をし(必ずフライトの3時間以上前の日時で)、必要書類の原本を持って当日はペットをケージに入れて指定の場所に連れていくのみです。
 

いざ出発当日!羽田動物検疫所

コロナの影響で予定していたフライトが度々キャンセルされ、その都度動物検疫所に検査予約の変更をお願いし、やっとの思いで出発当日になりました。

引っ越した先の準備のため主人は数ヶ月前に既に出発しており、私ひとりで犬を連れてイタリアまで行かなければなりません。

しかも犬が直近で体調をくずしてしまい、万全とは言えない状況で移動することになり、不安山積みでの出発でした。

 

フライトは14時半の予定なので、念の為4時間前の午前10時半に羽田空港動物検疫所にて検査の予約をとってあります。

私の両親が空港まで付き添ってくれたため、まず羽田空港のターミナル3(国際線)でスーツケースを両親に預け、犬の入ったキャリーと必要書類だけを持って動物検疫所へ向かいました。

羽田空港の動物検疫所は第3ターミナルの隣の建物(CIQ棟)1階です。

第3ターミナル1階のバス乗り場を抜けてすぐに門があり、建物1階の受付で予約の旨を伝えます。

すぐに担当官の方が迎えに来てくださり、少し予約時間まで早かったので、先に書類の確認をしました。

私が持参した書類の原本を、検疫所の方が用意してくださっている輸出検疫証明書と照らし合わせ、間違いがないかを一緒に確認します。

その後別室に移動し、家畜防疫官の検査を受けます。

検査と言っても、マイクロチップの読み取り確認のみで、すぐに終わりました。

版が押された証明書を、原本と控えの2部頂き、ペットキャリーに検疫済み証を付けました。

とても親切な担当官の方で、私がイタリア到着後に空港の検疫所に行くのかどうかなどの質問にも丁寧に答えてくださいました。

国によって違いがあるものの、殆どの場合とくに動物検疫所に呼ばれることなく、通常の入国審査を通っておしまいだとのことでした。

もし止められても、この輸出検疫証明書の原本を見せればスムーズに通過できるでしょう、と。

また、もしフライトのチェックイン前に犬のトイレを済ませたいなら、検疫所の前に芝生のスペースがあるので遠慮なくどうぞとのことでした。

検疫所にいる犬(警察犬とかかな)もそこで散歩してますよとおっしゃっていました。

 

 

アリタリア航空チェックインカウンターにて

結局トータル30分弱で検疫を無事終え、両親と合流しました。

次はアリタリア航空のチェックインです。

通常フライト48時間前からオンラインチェックインが可能ですが、ペットを連れてのチェックインは当日カウンターのみでの受付になっています。

コロナの影響かもしくはパラリンピック開催中の影響かで、チェックインカウンターがフライト3時間前にはオープンしたので、早速チェックインに向かいました。

一般客らしき人はかなり少なく、ほとんどがオリパラ関係者のようでした。

ここでハプニング発生です。

前日まで何度もイタリア厚生省やアリタリア航空、外務省の渡航情報ページで確認したコロナ関係の必要書類です。

この時は日本からの渡航者は、①ワクチン接種2回済証明証②72時間以内のPCR検査陰性証明書③コロナ罹患後の治癒証明書、のいづれか一つがあれば、隔離期間なしで入国することができるはずでした。

わたしは①のワクチン接種済み証明書を用意していました。

が、恐ろしいことにカウンターのスタッフから当日告げられたのは、「昨日の夜にイタリアの法律が変わり、今日から渡航条件に全員PCR検査が義務付けられたので陰性証明が必要です。」と。そして彼ら(アリタリアのスタッフ)も非常に混乱していると。無料で明後日の便に振り替えますと。

一瞬にして血の気か引いていきました。

羽田空港内のPCR検査場は結果に4時間かかるので間に合いません。

犬を連れてまた明後日出直すなんて!、検疫はどうなるの!?、乗継地のローマのホテルも犬連れ予約しているのに!、などなど大パニックです。。

ただ心強いことに、同じ状況に置かれた人がこぞって抗議をしていました。

見たところ、ほとんどの日本人は陰性証明を持って搭乗予定だったようで、問題なく乗れるようでしたが、ほとんどのイタリア人は私のように接種証明のみだったようで、列から弾かれて別の場所によけられました。

そしてこのよけられた集団にオリパラ関係者が多く、その代表のような人がイタリア大使館に連絡をし、状況を説明しているようでした。

またあまりの抗議を受け、アリタリアスタッフも大使館に相談するのでしばらく待ってほしいと私達に説明がありました。

祈る思いで待つこと1時間。。。本日は法律の切替日ということで、特例で接種証明書だけでも搭乗できることになりました。。。

今日出発できないかもという不安が衝撃すぎて、犬を連れて乗ることの不安がどこへやら押しさられた感じです。

改めてチェックイン手続きをしました。

犬の輸出検疫証明書を見せ、ベローナまでのペット料金を支払いペットキャリーのサイズがチェックされました。

私のキャリーは43×28×28cmで、規定を超えていましたが、ソフトキャリーのためか特に問題なさそうでした。

ちなみに私が使用したペットキャリーはコレ↓

TrutDotペットキャリーバッグ 安全な猫キャリーバッグ 通気性 犬キャリー ショルダー 折りたたみ 手提げキャリーバッグ マット付きキャリー M グレー

TrutDotペットキャリーバッグ 通気性 犬キャリー ショルダー 折りたたみ 手提げ マット付き M グレー

軽くて安くて、両サイド・前面・上部がファスナー窓になっているので何かと便利。

 

ペットキャリーの底にはトイレシートを敷いているかということと(敷いていた)、底部分は硬い板が入っているか(入っていた)を聞かれました。

ありがたいことに、隣座席は空席に指定しておりますとのことでした。

 

搭乗できることが決まったのが、もう出発の1時間前くらいだったので、慌てて犬のトイレに先程の検疫所の庭まで走り、無事に済ませて、次にトイレをさせられるのは恐らく15時間後くらいのため、念の為にオムツをはかせ、両親ととても慌ただしく涙の別れをし、搭乗口に向かいました。

 

セキュリティーチェック・機内の様子

チェックインの後はセキュリティチェックですが、ペットがいる場合は航空会社のスタッフの方に同行してもらわなければいけないようです。

ファストレーンの方へ案内してもらい、犬連れであることを連絡してもらいます。

犬はキャリーから出し、抱っこをして私とセキュリティゲートを通ります。

キャリーバッグは他の荷物とともにX線検査を通ります。

そしてもう一度バッグ内に戻し、搭乗口へ小走りで向かいました。

私は飛行機恐怖症なのですが(下記記事参照)、慌ただしすぎて飛行機に対する不安を抱くヒマもありませんでした。

 

 

 

それでも一応安定剤を服用し、搭乗しました。

私が指定された席は通路に挟まれた真ん中4人席のひとつで、その列は私しかいませんでした。

今回は利用客が全体の半分以下だったこともあって、このように他のお客さんに気兼ねなく利用できラッキーでしたが、ハイシーズンの満席時だと隣が空席というわけにはいかないのかなと思います。

離発着時には、ペットが入ったキャリーを前の座席の下に入れなければなりませんが、この真ん中4人席の中央は、そのスペースが広く、入れやすくなっていました。

 

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離陸時の轟音は、さすがにちょっと気になったようで、キャリーの中で耳が後ろ向きになっているのが見えましたが、それ以外は13時間、ほぼかしこく寝ていてくれました。

離発着時以外はずっと、キャリーを私の膝の上に乗せ、安全のためにバッグのショルダー部分を私に通しておきました。

CAさんも通りすがりにニッコリとOKですか?とジェスチャーで気遣ってくれました。

途中何度かバッグのサイドを開けてお水をあげたりしました。

私は常に、機内では胃が萎縮して機内食を一切食べないので、ずーっと一緒に寝て過ごしました。

 

到着後の入国審査時

無事20時半にローマのフィウミチーノ空港に到着し、入国審査場に向かいました。

ペットキャリーのバッグを肩にかけたまま、パスポートとワクチン接種済み証を審査官に渡します。

ペットがいることには恐らく気づかないまま、難なくパスポートに入国スタンプが押され、とうとうイタリアに犬を連れて入国することができました。

羽田の検疫官のおっしゃった通り、素通りで問題なく入国でき、肩の荷物が一気に降りたように不安から解消されました。

もう一旦入国してしまえば、明日の乗り継ぎ便は国内線なので、検疫の問題は発生するはずはないだろうということで、無事一緒に家まで辿り着けそうです。

 

預けていたスーツケースを一旦ローマでピックアップし、ホテルに向かいました。

 

犬連れでローマのヒルトンホテル泊

同日中のベローナへの乗継便がなかったため、犬を連れてローマで一泊することになりました。

事前に探してみたところ、空港周辺には結構たくさんペット可のホテルがあり、見つけるのに苦労はしませんでした。

今回は私ひとりとペットということで、あまりグレードの低いホテルで何か問題があっても困るので、4つ星以上で検討し、空港から最短距離にあったヒルトンローマエアポートホテルに予約を入れました。

公式HPからの予約時に、ペット連れの項目にチェックするだけで、ペット代金は当日チェックイン時の支払いでした。

ホテルからの予約コンファメーションメールには、ペットの記載が一切なかったのでちゃんとペット連れで予約できているのか不安になり、1週間前くらいに確認の電話を入れたところ(主人からイタリア語で)、大丈夫です、全室ペットフレンドリーなので当日追加料金を支払えば問題ないです、とのことでした。

 

空港からホテルまでは、連絡通路を通って徒歩10分弱でした。

スーツケースをピックアップし出口を出ると、左手にヒルトンホテルの案内が出ていたので、それに従ってエレベーターで一つ上の階に上がると連絡通路に出ます。

だだっ広い空港駐車場を抜ける連絡通路なので、結構距離はありますが、ところどころ動く歩道になっているため、そんなに負担ではありません。

通路の一番突き当りがヒルトンホテルになっており、エレベーターで地上におります。

ちょうどエレベーターから出たところが、ホテル敷地外の芝生になっていたため、やっと犬のトイレを済ますことができました。

 

チェックインを済ませ、部屋ですぐに犬にごはんをあげ、無事ホテルに着いたことを主人と日本の家族に連絡し、明日のベローナ行きのフライトに備えて寝ることにしました。

 

乗継便でベローナへ

翌朝ホテルをチェックアウトし、連絡通路を通って空港へ向かいました。

普段国内線はターミナル1か2のようですが、この時はコロナの影響でターミナル3のみを使用しているようで、昨日到着したT3らから出発でした。

T3のアリタリア航空カウンターで、結構混み合っているチェックインの行列に並んでいると、スタッフが列に並ぶ乗客の振り分けを行っていて、私がオンラインチケットを見せると、別のほとんど並んでいない列に案内されました。

行き先なのか、国籍によって必要書類が異なるからなのか、犬連れだからかわかりませんが、ほぼ並ばずにチェックインできました。

 

カウンターでは、ベローナまでの犬料金を日本で既に支払い済みであるレシートを見せ、輸出検疫書の確認と、バッグの中の犬を実際に見せるように言われました。

また、Covid-19の自己宣言書の用紙を渡され、搭乗口で回収するので記入しておくようにとのことでした。

 

無事チェックインが終わるとセキュリティーチェックに向かいました。

ここでも係員の方から、犬はキャリーから出して抱っこをしゲートを通るか、抱っこできないサイズであれば別室でセキュリティーチェックを受けるかだと言われ、抱っこして通過しました。

搭乗口前で、先程渡された自己宣誓書を急いで記入しましたが、提出を求められたり回収されたりすることはありませんでした。。

また日本の外務省やイタリアの厚生省みたいなところのHPには、イタリア入国後にコロナ関連アプリの入力が求められると記載してありましたが、こちらも私は一切聞かれることはありませんでした。

 

機内は窓側席の指定でしたが、隣はまた空席指定されているようでした。

1時間弱のフライトであっという間にベローナに到着し、空港まで迎えに来てくれていた主人と合流し(4ヶ月ぶりの再開のため犬と主人は狂ったように喜び合い)、車で30分ほどで無事イタリアの家に到着しました。

 

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まとめ

難しそうな書類はほとんど羽田の動物検疫所が記入し用意してくれ、不安はあったけれども苦労はしませんでした。

もともとマイクロチップは入っていたし、毎年狂犬病の予防接種も受けていたので、特別用意が必要だったものはありませんでした。

 

しかし、日本に犬を連れて帰ることがある場合は、狂犬病の抗体検査など、必要書類が増えるようなので十分注意してください。

狂犬病発生国ではない日本からの輸出は割と簡単ですが、海外から日本に輸入する手続きは厳しめのようです。

私の場合はすぐに犬を連れて帰国をする予定がないので、輸出手続きだけを済ませて来ました。

 

人間と同じように、犬にも時差ボケがあるのか無いのか、最初の3日程はよく寝たり、やけに早朝に起きたりしていました。

今後イタリアの犬事情の記事も更新していきたいと思います☆