プーケットの南エリアにいると、遠くの山を見上げれば山の上に何やらとんがりが見えます。
ズームしてみると・・・大仏!!
ということで、今回は巨大大仏、通称ビッグブッダのガイド記事です。
ロケーションとアクセス方法
プーケット南部、カタビーチの背後の山上にそびえ立つビッグブッダ。
プーケットで信仰を集める仏教寺院”ワットチャロン”の南西4~5キロくらいの場所にあります。
アクセス方法は、西海岸側からこの山に登る道が無いので、東のチャロン湾側から山道を進みます。
カロンやカタビーチから距離的には近いですが、いったん山の東側に回らないと行けないので、30分くらいかかります。
ですので、タクシー利用の場合、思いのほか高くつきます。
パトンビーチからだと恐らく片道800バーツくらいするのではないでしょうか。カロン・カタでも片道500バーツくらいだと思われます。
運転に不安が無ければ、レンタカーもしくはレンタルバイクが安くて便利です。
レンタカーは1日800バーツくらい、レンタルバイクは1日300バーツくらいが相場です。
どうせ東側を回らないと行けないので、ついでにワットチャロンや、南のラワイビーチ、ナイハーンビーチ、絶景ポイントのプロンテップ岬などを、1日ドライブしながら回るのがおすすめです。
特徴と見どころ
特徴は何といってもその大きさ。
高さ45mの白大理石でできた巨大な仏像です。
奈良の大仏様が14.7m、サムイ島の黄金のビッグブッダが12mですので、プーケットのビッグブッダはそれらの約3倍!!の大きさです。
上の写真は建設途中の2010年の写真ですが、驚くことに2019年現在も未だ建設途中の状態で、完成がいつになるか未定のようです。
そのためプーケットのサグラダファミリアと言われているようですね。
総工事費用を寄付で賄っているとの事、一般の観光客でも、大理石のタイルを購入することで300バーツの寄付になるようです。
記念に多くの観光客が、タイルを購入し、その裏にお願いごとなどを書いていました。
大仏様はセメントでできていて、その周りを大理石のタイルで覆っています。
中は空洞になっており、そこでは僧侶の方達がお経を唱える声が響き渡っており、なんとも神秘的な雰囲気です。
ここにはビッグブッダ以外にも、たくさんの小さな(ビッグブッダが大きすぎて小さく見えるだけかな)仏像が並んでいます。
ビッグブッダが鎮座する場所は、プーケットでもかなり高い場所になるので、ここから見える眺めはすばらしいです。
眼下にはチャロン湾からパンワ岬、プーケットタウンまで見渡せ、海の向こうにはロン島やマイトン島、ヤオ島まで見えます。
プロンテップ岬から見える景色とはまた違った、プーケット本島自体を見渡せる景色もいいですね。
注意点
ビッグブッダは立派な仏教施設ですので、敬意を持った服装が好まれます。
といっても、正装ではなく、極端な露出の激しい服は控えるようにという程度です。
ノースリーブやショートパンツは避けた方が良いですが、バティックなど羽織るものがあれば大丈夫です。
万一忘れても、入り口のスタッフの方が、肌の露出が多い服装の観光客には声をかけ、羽織ったり腰に巻いたりできるような布を無料で貸してくれます。
またビールなどのアルコール類も、ここで飲んだりしないようにしましょう。
また道中の山道は結構な登り坂ですので、レンタルバイクの場合はガソリンぎりぎりで行かないようにしましょう。
まとめ
入場料や駐車料金は無料です。
ビッグブッダは近付くほどにその大きさを実感し、迫力満点の見応え十分です。
またここからの眺めも一見の価値ありです。
ただ、ここだけ行くのにタクシー代を高額払うのはもったいないかなという程度なので、レンタルバイクやレンタカーを使わないなら、チャーターでプーケット島内観光ツアーに参加する方がお得なのではと思います。
数ある現地ツアー予約サイトの中で、プーケットの島内観光のチャーターに限って見てみると、タビナカの「専用チャーターで島内観光」 が最安かなというところでした☆
計画的にアレンジして、お得で便利にチャーターを利用したいですね。
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